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山口線 船平山-津和野 (白井の里)

上り〔SLやまぐちDX〕 2008年8月撮影

 上りのやまぐちを撮る定番だが、マナーの悪さから近隣住民の怒りを買い、一時期立入り禁止になり、地元や観光協会などの協議の上、立ち入りが許されたとの事です。
 いまだに重連運転がある週の土曜日など関東ナンバーの車が多く集まる時はゴミの放置が多いと住民から苦情も多く、この日も大勢の撮影者を前に地元の自治会長からの一言がありました。その後ろで近くの住民からは「もう来るな!」と撮影者へ罵声も浴びせていました。
 その後の対応は、定番ポイントで撮影をし、他の山林には入らないことを条件に、駐車場として小学校の校庭を開放するなどの対策が採られています。

1.光線:午後の上り列車が順光。下り列車は後追い撮影になる。
2.あし:津和野駅から徒歩だと2時間かかる。レンタサイクル利用が便利。 (地図) 
3.食料:町内か、途中の道の駅も利用できる。
4.駐車:1kmほど奥にある名賀小学校の校庭を駐車場として開放しており、そこへ置いて徒歩で戻ること。SL通過前にはパトカーが来て、路上の車の移動を命じられます。
5.その他:再度立入禁止にならないよう、ゴミは放置せず、田んぼへ足を踏み入れないこと。

山口線 船平山-津和野 (白井竹やぶ)

上り 普通 2534D 山口行  2010年10月撮影 《ワイド撮影》

 直線からカーブにかかる部分をきれいに撮れるので、けっこう人気がありましたが、最近「許可なく立入り禁止」の看板が張ってあります。但し看板の張り主についていろいろ噂話なども飛び交っているようですが真相は分かりません。
 今回の訪問時にはSLはプッシュプル運転のためここで撮っても無駄なので、早朝に下見のみしてさっさと別の場所へ行きました。なお現地では既に半月前から「自治会許可済」と書いた張り紙をしたロープで場所取りされていました。
 SL重連やジョイトレを撮りたい場合は、相当前から場所取りをする必要があります。
 
1.光線:上り列車が午後に順光。
2.あし:津和野駅から徒歩2時間ぐらいかかる。レンタサイクルも利用できる。 (地図) 
3.食料:事前に用意を。
4.駐車:白井地区は基本的に奥にある小学校の校庭が開放された日はそこへ停めること。

山口線 船平山-津和野 (白井国道カーブ)

上り SL〔やまぐちなにわ〕新山口行  2010年10月撮影 《ワイド撮影》

 白井の直線部分は下から撮るのが定番ですが、国道のカーブ上の墓跡に10名ほど立てるスペースがあります。位置的には竹やぶの斜め左下あたりになります。地主の方と非常に協力関係を保てたため、10日朝にチェーンソーで線路脇の邪魔な木を倒してくれました。そして撮影場所の枝木も切り落としてくれて、さらに5名ほどの許容量が増えました。当日居合わせた我々撮影者で1人300円位ずつお金を出し合って5千円程度集め、地主の方に謝礼しました。
 しかし前日の撮影者?の放置したペットボトル等には激怒されており、マナー問題でこれ以上立入禁止場所を増やさないよう気をつけること。カーブ地点に丁度ポールがあるので、望遠で切り取るか連結面でシャッターを切るなどの工夫が必要です。
 写真はプッシュプル運転の状況ですが、煙が巻いて後ろのC56は霞んでしまいました。
 
1.光線:上り列車が午後遅めに順光。
2.あし:津和野駅から徒歩2時間ぐらいかかる。レンタサイクルも利用できる。 (地図) 
3.食料:事前に用意を。
4.駐車:白井地区は基本的に奥にある小学校の校庭が開放された日はそこへ停めること。

山口線 船平山-津和野 (鷲原俯瞰)

上り〔SLやまぐち号〕 2009年8月撮影

 やまぐち号は津和野駅を出るとぐんぐんと上り勾配を登ってゆく。ここは津和野の町を見下ろしながら走ってくる列車を撮影できる。しかし許容人数は数名で、しかもきつい獣道を登る必要がある上、薮蚊との戦いが待っている。この日も登るのを諦めて線路脇で撮っている人も見かけた。それなりの装備がない人は登らないように。
 SL重連+マイテ+12系5両の8連だったので、最後尾が後ろの電柱に被りましたが、普段の編成なら余裕で撮れます。

1.光線:午後の上り列車が順光。
2.あし:津和野駅から路線バスで「津和野温泉・なごみの里」下車、白井方面へ300m程歩いた十字を左へ入って行くと線路へ登る小道がある。そこからは10分程度。 (地図)
3.食料:津和野駅に駅弁・駅そばあり。道の駅も利用できる。
4.駐車:SL撮影目的で道の駅に長時間駐車できるかは不明。
5.その他:津和野駅からレンタサイクルでも来れる。

ちなみにトンネル口の線路脇で撮るとこんな感じ。
上り特急〔スーパーおき3号〕 2009年8月撮影

山口線 船平山-津和野 (鷲原サイド)

上り SL〔津和野稲成号〕 2010年1月撮影 《ワイド撮影》

 津和野の町を見下ろしながら勾配を登ってきたSLをサイドから撮影できる。短編成向きの場所なので正月の津和野稲成号にぴったり。

1.光線:午前の下り列車、午後の上り列車が順光。
2.あし:津和野駅から徒歩だと50分近くかかる。「津和野温泉・なごみの里」バス停からだと徒歩20分程度。 (地図)
3.食料:津和野駅や道の駅などあり。
4.駐車:5台程度置ける。

山口線 船平山-津和野 (津和野城山)

上り SL〔やまぐちあすか〕 新山口行  2010年10月撮影 《ワイド撮影》
津和野大橋を渡る

つづいて小学校付近のカーブ築堤を登る

さらに本門前踏切付近を走る

 津和野城址から町を大俯瞰できる。今回は特にプッシュプル運転のため、どこよりもはっきり撮れそうな場所と思い、初めて登ってみました。広場には30台ほど三脚を立てられる。普段なら5人程度とのこと。
 津和野大橋から本門前踏切にかけてと、その先は反射光ギラリ狙いで後ろ撃ちも数名なら可能。その間ずっと追って撮れるため、凄まじいシャッター音の嵐が続き、途中でメモリが満杯になったり、バッテリが切れて撮れなくなる人も見られました。
 なお熊の出没情報があったため登山道は歩行禁止で、リフトが動いている日中の10時~17時しか上がれませんでした。
 
1.光線:上り列車が午後遅めに順光。
2.あし:津和野駅からリフト乗り場まで徒歩25ほど、リフト山上駅から広場までは足場の悪い道を徒歩20分ぐらいかかる。しんどければ途中の城跡でもアングル限定だが撮れる。 (地図) 
3.食料:事前に用意を。山上には飲み物の自販機1台のみで、水道・トイレも無いので注意。
4.駐車:リフト乗り場下に無料駐車場10台ほど。
5.その他:小型リフトの為、大型の裸三脚や大型銀箱を持つのは難しい。三脚は必ずベルト付かケースに収容すること。リフトは往復450円。

青い森鉄道 西平内-浅虫温泉 (入り江)

下り 特急〔スーパー白鳥21号〕函館行 2010年8月撮影 《ワイド撮影》

 陸奥湾の入り江に沿って走る下り列車を撮れる。最近この場所には国道4号のバイパス橋が掛かったが、橋の上から入り江を入れて撮ろうとすると、「ほたて広場 海浜公園」の大きな文字が目障りになるうえ、線路側には歩道はなく、路側帯からの撮影になるので結構危険で、オススメはできない。
 下から見上げるように撮影するこの位置では、手前に入り江を入れて撮影することができ、且つ浜の文字はあまり気にならない程度なので、むしろこちらの方が景色派にはよいかも?

1.光線:下り列車が午後遅くに順光になる。
2.あし:浅虫温泉駅から徒歩20分ほど。 (地図) 
3.食料:道の駅があり軽食などがとれる。営業は18時まで。途中にはミニストップ。
4.駐車:道路脇に2~3台ほど停められる。あとは道の駅に停めて徒歩。
車椅子で撮影可:道路上から撮影可 近くにトイレあり:道の駅利用

青い森鉄道 乙供-千曳

上り 貨物 2072レ 八戸(貨)行 2010年1月撮影 《ワイド撮影》

 上り列車を撮影できる場所。本来は線路近くからの撮影となるが、この時は冬場で道が雪で埋まっており、代わりの場所を探している間にお目当ての貨物列車が来てしまい、手前の道路脇から撮影したもの。ちょうど雪はやんだが、冬場の15時過ぎで暗かった。したがってこの写真はあんまり参考にはなりませんが・・・。

1.光線:下り列車がほぼ1日順光。
2.あし:乙供駅から徒歩20分ほどの線路脇。 (地図) 
3.食料:事前に用意のこと。
4.駐車:不明。

奥羽本線 大鰐温泉-石川 (大仏公園俯瞰)

下り 寝台特急〔日本海〕青森行 2010年8月撮影 《ワイド撮影》

 正面は影になるが、駅から歩いて行ける俯瞰ポイントがこの場所。上り列車は後追い撮影になる。また弘南鉄道の線路も近く、掛け持ちで撮影できる。

1.光線:下り列車が午前中サイドのみ日が当たる(夏至の頃なら順光になるか?)。
2.あし:弘南鉄道石川駅から徒歩10分ほどに大仏公園があり、さらに一番奥にある展望広場まで5分ほど。 (地図) 
3.食料:事前に用意のこと。
4.駐車:5台ほど置ける。公園内への進入は不可。
近くにトイレあり:公園の入口にあり

奥羽本線 浪岡-大釈迦 (六万踏切)

上り 臨時列車 秋田方面 2010年8月撮影 《ワイド撮影》

 この区間はいずれも上り列車を順光撮影できる場所となるが、その一つに浪岡インター付近の踏切がある。有名なのが駅から1キロ近くの田んぼの中にあるインター道路北側の踏切(大杉踏切?)で、長い編成まで収まる。
 一方私が来たのはインター道路南側にある六万踏切で、こちらは6両程度しか収まらないが、バックの景色がきれいなのでこちらで撮影。今回の獲物:583系6連にはぴったりの場所でした。
現在は背景にあった林が見事に伐採されており、畑になっています。

1.光線:上り列車がほぼ終日順光。下り列車は終日逆光。
2.あし:大釈迦駅から徒歩30分。 (地図) 
3.食料:事前に用意のこと。
4.駐車:路上駐車になるので注意。

奥羽本線 大釈迦-鶴ヶ坂 (県道俯瞰)

下り 貨物 2071レ 八戸(貨)行 2010年1月撮影 《ワイド撮影》

 線路北側の県道から列車を俯瞰撮影できる定番ポイント。北側から写すため、当然下り列車は逆光になる。寝台特急などは曇天の日が狙い目。

1.光線:下り列車は終日逆光。上り列車は午後から順光。
2.あし:鶴ヶ坂駅から徒歩25分程度。バス利用なら「鶴ヶ坂山本」下車徒歩数分。
 バスは1時間に2本程度あり比較的便利 弘南バス青森-五所川原線 青森市営バス浪岡線(大釈迦経由)を参照  (地図) 
3.食料:事前に用意のこと。
4.駐車:バスも通る県道なので路上駐車は注意。雪のない時期なら東側の空き地に停められる。
5.その他:「鶴ヶ坂山本」バス停前の歩道橋からはカーブで俯瞰撮影できる定番ポイントもあり。
6.お楽しみ:鶴ヶ坂駅の北へ徒歩5分の所に「たらポッキ温泉」という温泉があり、午前中からやってるので、撮影で汗をかいた後に一風呂浴びれば最高。

奥羽本線 鶴ヶ坂-津軽新城 (白旗野踏切)

下り 寝台特急〔あけぼの〕青森行 2010年8月撮影 《ワイド撮影》

 青森付近で下りの寝台特急を順光で撮る場所はほとんどなく、この場所も曇天であれば撮れる場所として知られている。

1.光線:下り列車はほぼ終日逆光。上り列車は午後順光。
2.あし:津軽新城駅から県道へ出て徒歩30分強。バス利用なら「戸門見通」下車、徒歩数分。バスは1時間に2本程度あり比較的便利。 弘南バス青森-五所川原線 青森市営バス浪岡線(大釈迦経由)を参照  (地図) 
3.食料:事前に用意のこと。
4.駐車:踏切近くに2~3台可。繁農期は邪魔になるので不可。

津軽鉄道 五所川原-十川 (築堤)

上り 104レ 五所川原行  2010年8月撮影 《ワイド撮影》

 幹線道路がアンダーパスする場所を築堤で通過する。夕方近くに上ってきた列車を撮影。夏場なので草木が少々うるさい。また幹線道路の車の音もうるさいので、ビデオ撮影の人は注意。

1.光線:夏場中心に夕方の上り列車が順光。
2.あし:五所川原駅から徒歩15分程度。 (地図)
3.食料:南へ400m程の所にサークルK。
4.駐車:あまり置く場所はない。

津軽鉄道 五所川原-十川 (橋梁)

上り 臨時列車 津軽中里行  2010年8月撮影 

 津軽中里駅-十川間の橋はコンクリート橋になっており、北側には手すりがある。また西岸から撮る場合は少々木が邪魔になるのでアングルには工夫が必要。
 東岸から撮る場合は、下り列車はバッチリ。上り列車は電柱が邪魔になるのでこちらも工夫が必要。

1.光線:午前の下りが東岸から、午後早めの上りが西岸から順光。
2.あし:(東岸)十川駅から徒歩数分、(西岸)どちらの駅からも徒歩20分程度。 (地図)
3.食料:(西岸)五所川原からの途中にサークルK。
4.駐車:(東岸)線路北側の空き地に、(西岸)道路上にそれぞれ若干台数停められる。

津軽鉄道 五農高前-津軽飯詰

下り 臨時列車 津軽飯詰行(下は後追い) 2010年8月撮影 《ワイド撮影》


 五農高前付近から線路は90度カーブして北へ向かう。近年このカーブの線路脇に向日葵が植えられて、ひまわりロードなっている。
 下り列車が順光となるもんだから、電柱が邪魔なのにもかかわらず踏切に撮影者が黒山の人だかりを作るが、ほぼ正面アングルを撮るよりも、せっかくの凸型機関車牽引列車なので、前面は影るが向日葵とバックに岩木山も入れたこの構図で撮影。

1.光線:午前は下り列車が踏切付近で、上り列車がカーブ中間地点で順光。午後は踏切北側から上り列車が順光になる。
2.あし:五農高前駅から徒歩5~10分程度。 (地図)
3.食料:踏切近くにラーメン屋があったが閉まっていて、普段営業してるのかは不明。
4.駐車:踏切付近に数台可。

(個人DATA:初回訪問1990年3月、訪問回数2回)

津軽鉄道 津軽飯詰-毘沙門 (駅北)

上り 102レ 五所川原行  2010年8月撮影 《ワイド撮影》

 津軽飯詰駅の北側はしばらく田んぼの中を直線で行く。途中の小川を渡るために程よい築堤があり、踏切付近から正面がちに、また田んぼを入れてサイドから狙える。
 せっかく滅多に走らないナハを3両目に連結しているので、正面がちではなくサイドから撮影した。

1.光線:午後の上り列車が順光。
2.あし:津軽飯詰駅から徒歩数分程度。 (地図)
3.食料:事前に用意のこと。
4.駐車:1~2台ずつだが3箇所程度に置ける。

津軽鉄道 毘沙門-嘉瀬

下り 103レ 津軽中里行  2010年8月撮影 《ワイド撮影》

上り 104レ 五所川原行  2010年8月撮影 《ワイド撮影》

 嘉瀬駅から割と近い場所で雰囲気のある場所を線路が通っており、田んぼ、林、山などを入れて思い思いのアングルで撮れる。しかしイベント列車の運転時はここも撮影者が多いので、あまり自由な場所からは構えられませんが・・・。

1.光線:午後の上り列車が順光(夕方近くなると正面は影る)。
2.あし:嘉瀬駅から徒歩数分程度。 (地図)
3.食料:事前に用意のこと。
4.駐車:路上駐車となる。10台程度まで可。

津軽鉄道 嘉瀬-金木

下り 103レ 津軽中里行 2010年8月撮影 《ワイド撮影》

 この区間は金木川の橋梁南側にある築堤付近を中心に撮影ができる。また南側の築堤の立ち上がり付近はカーブになっており、夏の午後遅めなら下り列車が順光になる。
 築堤を登って行く下り列車をサイドから撮影。

1.光線:上り列車が朝方を除き順光。下り列車はサイドのみ。
2.あし:金木駅から徒歩15分程度。 (地図)
3.食料:駅からの途中の交差点にサークルK。
4.駐車:路上駐車は可。端に目一杯寄せて停めること。

津軽鉄道 金木-芦野公園

下り 103レ 津軽中里行  2008年4月撮影

 下り列車を順光で撮れる場所はないかと探していたら、こういう場所があったので撮影。右手に林があり、その後ろ(金木側)の方が開けているが、立ち位置が狭く足場が悪いため、こちら(芦野公園側)から撮影。収容は数名程度と少なく、車も停める場所がない。踏切脇から畑の土手へ上がる。

1.光線:午後の下り列車が順光。
2.あし:芦野公園駅から徒歩数分程度。 (地図)
3.食料:芦野公園駅付近に食堂あり。
4.駐車:芦野公園の駐車場へ停めてそこから徒歩となる。

津軽鉄道 芦野公園-川倉 (桜トンネル)

下り 103レ 津軽中里行  2008年4月撮影

 五所川原市民の憩いの場所、芦野公園はゴールデンウィーク前後に桜が満開になり、多くの人が訪れる。
 鉄道ファン以外の人も多く詰め掛けるので、一般人に乱入されるリスクは大きい。

1.光線:午後の上り列車が順光。
2.あし:芦野公園駅から徒歩3分の踏切付近。 (地図)
3.食料:芦野公園駅付近に食堂あり、桜の期間は屋台なども出る。
4.駐車:桜のシーズンは付近の駐車場は全て有料になる。

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