駅メロディーの部屋  ザ・メロディーハンター
The melody hunter

hakase 諸君! ここはメロディーハンターのページじゃ!
 ここは我輩が駅メロディーをハンティングする際に出くわす、手ごわい敵キャラ達を紹介しよう。
 そしてその敵をうまくかわして、見事綺麗なメロディーを手に入れるのじゃ!
 それには実力・センスとともに運が最大の味方じゃ! 運良く良質サウンドをゲットできた者には、ザ・メロディーハンターの称号を与えようぞ。
 さあ諸君、今日も駅へ繰り出すがよい・・・・ハッハッハッハッハ。
 あっ、それと各路線別の紹介ページにある録音ポイントも参考にするとよいぞ!

参考1.メロディーハンティングの際に注意したい敵キャラ一覧表

No キャラ名 強さ 難易度 内 容 と 意 見
1 マイクマン 1人だけとは限らんぞ 最強 最難 メロハン最大の敵キャラだ!何せ音声レベルが大きい者が多い。仲良くなって協力してもらう手もあるが、単なる趣味のために業務に口出しするのは・・・。
2 自動音声放送 間隔をつかめ やや強 何分か毎に鳴る禁煙周知放送などでお馴染みであるが、ここへ来て非常通報ボタンの周知放送が加わった駅もある。あの事件のせいかなあ?
3 メロディー添付アナウンス 最難 新宿駅3・4番線のようにメロディーONと同時に流れ出すものは回避が非常に難しいが、繰り返し回数によるので長く粘れば録れるチャンスがあるかも・・・。
4 対向列車等のかぶり 1〜3 やや強 やや難 対向列車などは、時刻表や電光表示に出ているので、かぶらないか確認しながら録ろう。でも立つ位置によっては時間差を利用して録れることもある。
5 通過線通過列車のかぶり 1〜2 最強 電光表示はもちろん時刻表にも書いていないので注意。これが来るとほぼ完全にメロは飲み込まれる。それ程大きなレベルなんだ、MT54よ・・・。
6 床下機器・空気ばね 1〜2 やや難 編成を知っておれば位置は分かるが、スピーカーの位置上、避けられない場合も多い。103系の強制風冷機が最強。ああ静かな205系。でも空気ばねは?
7 クーラー けっこううるさいが簡単なこと。つまりクーラーのかからない11月から4月に録ればよい。私も原則夏場は録りません。というか原則冬と春の青春18期間だけなのだ。
8 駅の種類と曲の長さ
(即切り・早切り・半切り)
最強 やや難 中間駅の場合、停車時間が短いので曲の途中で切られることが多い。同じ曲があるなら停車時間の長い拠点駅で録ろう。曲自体が長いの曲は何度も粘るのみ。
9 パンプス・ハイヒール音 3〜5 やや強 コッコッという音から綺麗な姉ちゃんを想像してはダメ。往々にしてオバサンの大根足に靴が悲鳴を上げている音なのだ。更に厄介なのがミュール。絶対音が出る!
10 靴ずり音 1〜3 パンプスより厄介なのがスッパスッパとかスタスタと歩く野郎どもの靴ずり音で、周波数が高いのか意外としっかり録音されてしまうので注意。結構ムカつく!
11 クシャミ・咳・咳払い 3〜5 やや強 咳は至近距離でなければそんなに気にならないが、クシャミはレベルが大きいだけに×。生理現象ゆえにあまり腹を立てずに次の列車にしましょう。
12 痰吐き・オエ〜 0〜2 やや強 ガラガラッペッだけは本当に腹が立つ!嘔吐は酔っ払いの時間帯を外せばいいが、先日朝の新宿駅7番線で録音中の私のすぐ脇で女児が嘔吐。どちらも災難。
13 談笑・騒ぎ声 多数 やや難 朝はみんな無言で会社や学校に向かうが、帰りは友人や同僚と談笑、中には大声で騒ぐように歩く者もいることから当然、その時間帯は外すか妥協すること。
14 携帯電話 2〜3 やや難 ホームで歩きながら携帯電話を掛けている人も結構多い。とにかくそういう人が近づいて来たら、背中を向けて盾にするか、強力な妨害電波で携帯を切ろう。
15 業務用品の音 少数 車販ワゴンのガタガタ音、清掃作業や自販機に詰める音などであるが、ある程度時間帯や位置が決まっているので、それを避ければ何とかなる。
16 街の音 多数 やや強 やや難 特に繁華街の近くの駅はこの音は宿命的であるが、これも時間帯を工夫することで可能な場合もあるが、救急車や街宣車・カラスのように不用意に来る物もある。
17 建物の反射・ビルの排気音 場所相応 やや強 建物の構造による音も避けようがない場合が多い。例えばビルの排気音。それと東京地下駅のように音が物凄く反射してしまうような構造も難しい。
18 天気次第 やや難 クーラーのかからない冬場から春先にかけてがメロ録りの季節なのだが、この時期に厄介なのが強風だよね。ウレタン風防、タオル、パンストどれも一長一短か?
19 自分の音 敵は己 最強 クシャミや咳はよくあるが、意外なのがマイクを持つ手が思わず揺れたり、敵音から避けようと体を動かした時にコードが当ったりと。細心の注意を払いたい。
20 音割れスピーカー・共鳴 最強 最難 熱海や土浦などスピーカーが飛びそうな音で鳴らすもののほか、金属系の音色は、特定の音階でマイクが共振・共鳴を起こすので、これまた録音が難しい。

備考キャラの強度 : 最強>強>やや強>中>弱
同  キャラの難度 : 最難>難>やや難>中>易

どうじゃ?どれも手ごわい相手じゃろう? これらの敵キャラを回避して、君もメロディーハンターになろう! 諸君の健闘を待ってるヨ。

参考2.録音態勢は?

 誰でも良い音で録音したいのですが、条件的になかなかこれが難しい。
1. 仙台駅でのこと。 物干し竿の先にマイクを付けて、ホームの屋根にぶら下がっているスピーカーの至近距離で、録音している中学生くらいの子を見かけましたが、当然バリバリ目立っていたというよりかは、周囲や電車の中からは異様な目線が・・・。
 「良い音で録音したい」という気持ちは分かりますが、他の乗客の歩行の邪魔をしたりして危険を与えたりすれば、他に録音をしている人にも影響を与えますから、勇気は買いますが、良識を持ってほしいものです。
 それでも良い音で録音できればいいのですが、これがそうは簡単にいかないのが実情。
 
2. 人間の耳は聞きたい音に注意して聞くことで、その他の雑音を意識的に聞こえなくしているが、マイクロホンは人間の耳と違って言わば公平に音を拾ってしまうので、いくら竿の先にマイクを付けてスピーカーの前に差し出したとしても、ホームで「ハクション」とやられたり、別のホームに列車が入って来ると、これが意外と音を拾ってしまうものです。もうひと工夫が必要なのです。
 しかも録音の敵となるキャラがいつやってくるか分かりません。
 
3. 私の場合、とても竿など持ち歩く気にはなれないので、録音機とマイクは通常手に持って(つまり腰の高さで)録音するスタイルにしています。
 こうすることで、不意の敵、例えば靴音を鳴らしながら乗客が近づいて来た時や風が強くなった時などは、マイクと敵音の間に自分の体を回り込ませて(つまり体を回転させて盾となる)、少しでも敵音を減少させることができます。
 この時注意するのが、体を動かした時に出る音をマイクが拾ってしまったり、スピーカーから出る音をさえぎるようにしてはダメ。角度にも注意しよう。
 
4. しかし、スピーカーレベルの小さい場合は、そうも言ってられないので、結局新橋駅では、三脚の雲台にマイクを縛り付けて、スピーカーの前に差し出すしかなかったのでした。休日の朝だったのでひと安心。
 皆さんはどういう態勢で録音していますか?