写真館 7-1
 のんびりと眺めていたい(宇高連絡船特集)

 瀬戸大橋の開通により、宇野−高松を結ぶ宇高連絡船は廃止となりました。宇高連絡船最後の活躍姿を見に行きました。
(撮影昭和62年12月〜昭和63年3月)
岡山で発車を待つ〔備讃ライナー〕
瀬戸大橋線開業を翌年に控えて投入された213系宇野線快速、モノクラス12連の長〜い編成でした。
側面の表示は「快速 宇野」で。
〔備讃ライナー〕の表示は差込み式のサボで、既に〔マリンライナー〕で幕を作っていたから?
宇野に到着した213系
昔の駅舎は写真左側(現在は駐車場)にあり、右の連絡船乗り場跡は道路になり、往時を偲ばせるものは残っていない。
宇野港の鉄道桟橋
列車と船との連絡時間がよく、快速から降りた時は既に跳ね上げ始めていました。
宇野港出港1
第1桟橋と第2桟橋の様子。
宇野港出港2
宇野港の南側に出て旋回したところ。おっ、左側におるおる!
出港後の船上にて1
みんな去りゆく本州を眺めていますが、手前の子どもはおかまいなしで、パターゴルフコースで遊んでいます。
出港後の船上にて2
出港後に列のできるのが、うどん屋。この日はJR職員による餅つきが行われていました。
船内の売店付近
普通船室の前方に売店がありました。華々しい飾り付けはさよならキャンペーンなのが悲しい。
グリーン船室
青函連絡船のグリーン車船室とは違い、ロビー室のようになっていました。ま、1時間だからね・・・。
追い抜き
左側をゆくのは国道フェリー、この時どちらが追い抜かれたのかは覚えていません。
すれ違い
途中の航路が離れているので、このようなすれ違いは港の近くでしか見られませんでした。
ブリッジにて1
けっこう汽笛を鳴らしていました。やっぱり飛ばしてたのかな?なお手前の計器類に露出を合わせてます。
通路にて
波しぶきを見て楽しむ子ども。冬でも割と外に居れるがよいところ。
ブリッジにて2
青函連絡船と違い、ブリッジに入れました。
高松に到着し、点呼・確認。
高松に到着
下船の様子。
高松の鉄道桟橋
ブリッジから撮影。見事なスリーウェイポイント配線。
高松に停泊する阿波丸
玉藻城と連絡船、瀬戸内独特の冬霧で霞んでいます。
高松駅で待つ特急〔南風〕
最後尾の車両だけ国鉄色で残っていました。
ホーバー・高速艇の表示
空席あり・満席・欠航のランプが点いて運行状況を示していました。
阿波丸1
赤塗りの阿波丸
阿波丸2
後側から
土佐丸1
青塗りの土佐丸、積込み待ちのワムもなつかしい。
土佐丸2
後側から
伊予丸
ミカンのイメージでオレンジ塗り
讃岐丸
讃岐丸はクルージング用に使われていたので、撮るチャンスが少なかったのが難点。
伊予丸と阿波丸のすれ違い 阿波丸と土佐丸のすれ違い
海上の飛行機ホーバークラフト
高松港を出港し水しぶきを上げる〔とびうお〕
とびうお号
バックに玉藻城を入れて高松らしさをだしてみました。
見送り風景1
ご栄転でしょうか?
見送り風景2
すごい数のテープとバンザイの連唱でした。こんな風に見送られてしあわせだよね。
夕日
さよなら高松
たくさんのテープと歓声を残し、桟橋を離れました。冷静に見守る職員が操作室に。
夕日を見ながら
瀬戸内の夕景はとてもきれい。この時は瀬戸大橋が逆光かつ、モヤって見えにくかった。