写真館 6-6
中国地方ローカル風景


 1.こげ茶色の電車:小野田線クモハ42 ・・・小野田線の本山支線に残った営業用ではJR最後の釣り掛け電車ですが、いよいよ2003年3月で引退となりました。上4枚は前面警戒色時代の1987年に撮影。
 長門本山にて
 パンタは雀田側。警戒色の帯が入っていた頃の写真。線路の先は道路を挟んで海。
 長門本山駅にて
 左の写真を南西側から、斜陽を浴びてこころなしか寂しい感じ。
 雀田駅にて
 雀田駅で発車待ち中の様子。
 小野田線本線側ホームから撮影。
 クモハ42車内
 壁・床・椅子と本物のウッディーな車内。ニスの香りが漂う。
 まだ灰皿がついていた。
 厚東川を渡る
 朝一番は宇部新川からの出庫を兼ねて営業列車として走る、夜の返し列車との1往復が本山支線以外の唯一の営業列車。1991年5月撮影
 薄日を浴びて
 夕方の1本目下り列車。
 数分前まできれいな夕陽が当っていたのに・・・。
 左の返し列車
 冬だったので、さすがに17時を回るとつらい。これでも日は長くなったほう。
 浜河内に到着する2本目
 2本目ともなると、いちかバチかの撮影でした。完全に暗くなるとバルブするのですがね・・・。
 雀田で休む上り1242M
 今日も無事支線での業務を終え、最終の上り列車が雀田に到着。ここで半時間停車して宇部新川へ帰る。静寂のホームでバルブ撮影。

 2.支線の支線:美祢線大嶺支線
 運賃計算上なぜか幹線扱いになっている不思議な支線−美祢線。 その美祢線にはかつて短い支線がありました。
 停車中のキハ30
 大嶺支線は意外と一日8往復もの列車がありました。休日の昼間だったのか、下りの乗客は私1人でした。
 大嶺駅
 駅前には何も無かった。大きな駅舎がかつての繁栄を偲ばせる。45分後、折り返しの列車で大嶺を去りました。