しゃしん |
せつめい |
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12系座席車
1970年の大阪万博で団体輸送が増えることや、急行列車に使っていた客車が戦後間もなく作られた古い車両だったことから、1969年に新系列の客車として12系が誕生しました。
電車のようなスタイルに、客車では初めての自動ドアを持ち、北海道を除く全国で約500両が活躍しました。 |
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14系座席車
12系が好評だったため、1972年から特急用として作られた車両で、北海道向けに改造された500番代を合わせて300両近くが四国を除く全国で活躍しました。
また改造により、ジョイフルトレインになったものも多く、人気の車両となっています。 |
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14系寝台車
20系に替わる新らしい寝台特急として1971年に誕生しました。 12系と同じシステムで、短かい編成に分けることができることから、寝台特急〔さくら〕・〔みずほ〕・〔出雲〕・〔紀伊〕などで活躍してきました。
この12系・14系は、冷暖房などの電源を、車掌室の付いた車両に積む、分散電源方式となっています。 |
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24系寝台車
1972年に起きた北陸トンネルの火災事故により、12・14系のように発電エンジンを分散して積むことが見直され、20系と同じく電源車を連結する集中電源方式に設計を変更し、1973年から24系として約500両が作られました。
今でもブルートレインの花形として人気の車両となっています。 |
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26系寝台車
JR東日本が北海道への寝台列車に新しいサービスをする目的で作られたすべてがA寝台車になっている車両です。
客車では初めてのステンレス車両で、展望ラウンジやフランス料理の食堂車で人気があります。 |
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50系座席車
普通列車用の客車は1959年からしばらく作られてこなかったので、老朽化が進んでおり、手動ドアによる転落事故などもあったことから、これを置き換えるために1977年から作られました。 自動ドア・明るい車内などが好評で953両が作られ、全国で活躍しましたが、客車列車そのものの運転をやめることになり、多くが廃車されています。 |
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旧型客車
昔ながらの機関車が客車を引っぱる方式は、効率化をするため、日本では多くが電車や気動車に替わりました。
旧型客車は1986年11月で定期列車から外れ、今はイベント用としてSL列車の一部に使われています。 |